OpenPNE3.8をエックスサーバーにインストールする全手順
OpenPNE3.8をエックスサーバーにインストールする全手順
「独自SNSを入れてコミュニティーを活性化」
最近では、社内SNSを導入したりして
企業内のコミュニケーションを活性化させたり
情報伝達のスタイルとして
企業でもSNSが使われている時代です。
そこで、SNSというとフェイスブックを
最初に思い浮かべる人が多いと思いますが
フェイスブックだとプライバシー面での不安や
個人的な用途でフェイスブックを使っている人であれば
リアルでの繋がりを避けたい人も多いので
企業やコミュニティーの連絡手段として
フェイスブックを使うのに抵抗がある人が多いです。
フェイスブックなどの公共?のサービスを
使用せずにSNSのようなコミュニケーションを
実現させるための方法はないか?
そう考えた時に思い浮かぶのが
独自SNSの導入です。
SNSプログラム自体はオープンソースで
無料で提供しているところがあるので
それを利用することで自分のコミュニティーだけの
クローズドな独自SNSを構築することができます。
この独自SNSのプログラムについては
無料でダウンロードすることができて
特にお金を払うことなく
使用することが可能なんですが
インストールからの初期セットアップが
大変なので、つまづく人も多いです。
ですので、独自SNSプログラムを公開している所は
このインストール・初期セットアップ作業を
有償で代行、もしくはSNSサービス自体を
有料のオールインワンパッケージとして
月額いくらというような形で
SNSサービスを提供していたりします。
この記事ではその有料サービスを使わずに
すでにご契約されているレンタルサーバー
特にエックスサーバーに対して
無料で導入可能なSNSサービスの
インストールから初期セットアップまでの
全手順を公開いたします。
インターネットビジネスが普及して
個人事業主の方がスクールを運営したり
ご自身のコミュニティーの活性化に繋げたいと
考えている人のお役に立てれば幸いです。
それでは、早速導入するオープンソースの
SNSプログラムをダウンロードしましょう。
今回エックスサーバーにインストールする
SNSエンジンは「OpenPNE3.8」というソフトです。
調べてもらえばわかると思いますが
OpenPNE3.8は非常に有名なSNSエンジンで
誰でも自由に無償で利用できます。
↓ ↓ ↓
まず最初に上記の公式サイトにアクセスして
下記赤丸部分の「自分のサーバーに設置する」を
クリックしてOpenPNE3.8をダウンロードします。
参考までに、OpenPNEってどんなSNSなの?
という人は、上記画像の赤丸の上にある
「今すぐ始める・無料レンタル」というところから
50名までの登録で、25GBの容量制限という
条件で完全無料でお試しをすることが可能です。
OpenPNEをとりあえず触ってみたいという人は
まずは無料レンタルの試用版で感触をつかみましょう。
当然ですが、50名・25GBを超えると月額サービス
50名追加で「5,000円/月」になりますので
OpenPNEがどんなものかわかって
完全無料で独自SNSを頑張って構築したい!
という方は、この記事を最後まで
しっかりと読んで作業をしていきましょう。
それでは、OpenPNE3.8のダウンロードに話を戻して
下記からZIPファイルをダウンロードしてください。
OpenPNE3.8は9MB弱のZIPファイルで
圧縮されているので、
この圧縮ファイルを展開してエックスサーバー上に
FTP転送する必要があります。
今回は「http://sns.310test.xyz/」という
サブドメインにOpenPNEを設置します。
というわけで、まずはエックスサーバーにFTP接続をして
「310test.xyz/public_html/sns」というディレクトリを作り
その配下に先ほどダウンロードしたOpenPNEの
全ファイルをアップロードします。
エックスサーバーへのFTP接続は
Windowsをお使いであれば、
こちらのFFFTP設定を参照してください。
↓ ↓ ↓
Macをお使いの方であれば
Cyberduckなどを使って、FTP接続しましょう。
↓ ↓ ↓
Macのおすすめ無料FTPクライアント【エックスサーバー接続方法】
私はMacを使っているので、Cyberduckという
FTPクライアントソフトを使用して
エックスサーバーに接続します。
そして、今回は「http://sns.310test.xyz/」という
サブドメインにOpenPNEをインストールするので
下記画像のように「/310test.xyz/public_html」に行って
右クリックから「新規フォルダ」を選択します。
そうすると新規フォルダを入力する画面になるので
「sns」と入力して「作成」ボタンを押してください。
新しく作成した「310test.xyz/public_html/sns」という
フォルダの配下に下記画像のように
OpenPNE3.8の全ファイルをドラッグして
アップロードしましょう。
ファイル数がたくさんあるので
時間がかかりますが、気長に待ってください。
OpenPNEのファイルをアップロードしている間に
エックスサーバー側のMySQLの設定をします。
ここが少し難しく感じるかもしれませんが
深く考えずに書いてある通りに実行しましょう。
まずは、エックスサーバーの
サーバーパネルにログインして
下記赤丸部分の「MySQL設定」をクリック
そうすると、下記のような画面になるので
何も考えずに赤丸「MySQL追加」をクリック。
MySQL追加を選択したら、下記画像のように
任意のデータベース名を設定してください。
ここでは分かりやすいように「sns」としています。
MySQLの追加を押すと、下記画像のように
表示されますので、問題なければ
MySQLデータベースの追加(確定)を押します。
そして次は、下の画像赤丸部分の
「MySQLユーザ追加」をクリックしてください。
そうするとMySQLユーザ追加設定画面になるので
赤丸部分のようにMySQLユーザIDとパスワードを
設定してMySQLユーザの追加(確定)を押してください。
ユーザIDとパスワードを忘れずに控えたら
MySQLユーザの追加(確定)を押してください。
問題なければ、下記画面に戻りますので
赤丸の「MySQL一覧」を押してください。
そうするとMySQL設定の最初の画面に
戻るので、先ほど追加したMySQLを探しましょう。
そうすると、上記画像のように追加した
「satoimo_sns」という所の右側にあるプルダウンから
自分で作った「satoimo_sns( sv〜.xserver.jp)」
があるので選択して「追加」を押しましょう。
問題なければ、上記画像の通り
選択したMySQLユーザが設定されています。
これでMySQL設定は完了です。
このデータベース名「satoimo_sns」と
アクセス権所有ユーザ「satoimo_sns」は
あとで使うので、控えておいてください。
そして、MySQL画面の下の方にある
MySQLのホスト名「mysql○○○○.xserver.jp」も
インストール時に使うので下記画像赤丸部分の
ホスト名を必ず控えておきましょう。
さて、これでMySQLは完了なので
OpenPNEのインストール・設定作業に戻ります。
先ほど、FTPでOpenPNE3.8の全ファイルを
「310test.xyz/public_html/sns」にアップロードした
FTPクライアント画面に戻ってください。
上記画像のような状態になっているはずですので
赤丸「config」フォルダの下に移動します。
configフォルダの下に移動したら
「ProjectConfiguration.class.php.sample」という
ファイルがあるので、右クリックから
「ファイルの複製」を選択しましょう。
そうするとコピーしたファイル名を聞かれるので
.sampleを削除した「ProjectConfiguration.class.php」と
入力して「複製」ボタンをクリックです。
次に、また同じことを今度は
「OpenPNE.yml.sample」ファイルにも行います。
「OpenPNE.yml.sample」を右クリックして
「ファイルを複製」を選択します。
そうすると先ほど同じように
コピーしたファイルの名前を聞いてくるので
.sampleを削除した「OpenPNE.yml」と
入力して「複製」ボタンを押してください。
2つのファイルのコピーが完了したら
「OpenPNE.yml」ファイルをエディタで編集します。
「OpenPNE.yml」を右クリックして
「エディタで編集」を選択すると下記の画面になります。
ここでは、上記赤枠部分を
ご自身の環境に合わせて設定してください。
base_urlはSNSを表示させたいアドレスなので
サブドメインの「http://sns.310test.xyz」としています。
mail_domainはSNSから送信されるメールの
ドメインを指定するだけですので
「310test.xyz」としています。
編集が終わったら保存してください。
さて、ここまで来たら
ついにOpenPNEのインストール作業になりますので
エックスサーバーにSSH接続してください。
SSH接続方法がわからない方は
こちらの記事を参考にしてください。
↓ ↓ ↓
(Windowsの方も最後にやり方を紹介しています)
上記の記事でエックスサーバーにSSH接続したら
OpenPNEをアップロードした場所に行くために
下記コマンドを実行してください。
「cd 310test.xyz/public_html/sns」
もちろん、ご自身の環境に合わせたドメイン名にして
アップロードした先のフォルダが違う方は
適宜変更してコマンドを実行しましょう。
その次に「chmod 744 symfony」とコマンドを実行して
「./symfony openpne:install –internet」と打ち込みます。
(※注意:internetの前は半角ハイフン2つです「− −」)
ここまで大丈夫ですか?
上記画像のようになったら
下記画像のように選択肢を入力していきます。
最初のDBMSの選択は「mysql」と入力し
次のデータベースユーザーネームは
前の工程で作成したDBのユーザーネームを
入力してください。(例では「satoimo_sns」)
そして、パスワードもユーザー作成時に
設定したパスワードを入力しましょう。
次に、データベースのホスト名を聞かれますので
先ほど控えた「mysql○○○○.xserver.jp」を入力します。
その後の、ポート番号は未入力でOKです。
そして、データベース名を入力して
(例では「satoimo_sns」)
最後に入力項目を見直して
問題なければ「Y」と入力してください。
問題なければ、上記のようなインストールログが
画面にザーッと表示されます。
特にエラーが出力されていなければ
これで、OpenPNEのインストールは完了です。
この状態で「http://sns.310test.xyz/web」に
アクセスすると一般ユーザー向けの
ログイン画面に接続が可能です。
もし、ここで一般ユーザー向けに
アクセスさせるURLを修正したい場合は
「.htaccess」ファイルの修正でうまく
調整してあげてください。
SNSのデザイン変更や全体の設定変更ができる
管理画面にアクセスするには
「http://sns.310test.xyz/web/pc_backend.php」
にアクセスしてください。
初期ユーザー/パスワードは
「admin/password」になります。
管理画面にログインしたら上記画像の通り
サイドバーから「メンバー管理」を選んで
上部の「招待メール送信」を選択して
招待したい「メールアドレス」入力後に送信すると
招待メールを送ることができて
メンバー追加が可能となります。
これで、SNS本体のインストールは完了ですが
この状態だと、SNSによくある「日記」や
「1対1メッセージ」「カレンダー」などの
追加機能が入っていません。
というわけで、追加機能のインストール方法に
ついても、この記事で補足しておきます。
追加機能プラグインの一覧・導入方法は
OpenPNEの公式サイトに記載されているので
まずはこちらにアクセスしましょう。
↓ ↓ ↓
公式サイトにアクセスしたら下記赤丸の
「追加プラグインを選ぶ」をクリックします。
そうすると、下記画像の画面になるので
追加したい機能を選んでください。
追加したいプラグインをクリックすると
インストール方法が赤丸のように表示されます。
というわけで、インストール方法に記載されている
コマンドをOpenPNE本体インストールと同じように実行します。
一つ気をつけておいてほしいのが
赤丸部分のコマンドを単純にコピペすると
./symfony opPlugin:install opDiaryPlugin -r 1.5.0
./symfony openpne:migrate –target=opDiaryPlugin
こうなりますが、2行目の「–target」は
半角ハイフン2つ「− −」が正しいので修正してから実行してください。
というわけで、先ほどOpenPNE本体をインストールした
SSH接続画面で「1行ずつ」実行していきます。
まず、1行目を実行してから
2行目の「–target」を修正してください。
実行して問題がなければ、下記のような
感じで画面が表示されます。
これで、追加プラグインがインストールできました。
単純にコマンドをコピペするだけでできますので
そんなに難しくはありません。
ただ、大事なことなのでもう一度お伝えしますが
2行目の「−target」は半角ハイフン2つに修正が必要です。
こんな感じで、他に必要な追加プラグインも
インストールすれば、とりあえず完成です。
今回はエックスサーバーについての
独自SNS構築手順について完全解説しましたが
ご自身の環境でうまく導入ができない場合は
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